HOME > 藤原トレーナー直伝コラム > 30歳以降は、ランニングだけでは加齢による筋肉の衰えを防ぐことはできない。
2022年11月12日
肉体の老化現象は、
30歳頃から始まってきます。
まず30歳を過ぎると、
本人の体質や運動習慣によりますが、
筋力は毎年1、2%ずつ減少してしまいます。
筋肉の中でも速筋線維の衰えが著しいので、
加齢とともに瞬発的な動きが難しくなります。
ちなみに、
上半身の筋肉よりも下半身の筋肉の方が早く衰えます。
なので30歳以降は、
定期的な筋力トレーニングを行うことで、
筋肉の衰えを遅らせた方がスポーツに限らず、
生活の質を上げるためにも必要だと思います。
自分は定期的に運動をしているからと言っても、
ランニングやウォーキングなどでは筋肉の衰えを防げません。
なぜかと言うと、
日常的に持久系トレーニングを行なっている方たちと、
日常的に運動をしていない人たちと筋肉の衰えを比べた結果、
速筋線維の萎縮率が同程度であったという研究報告があります。
このことから考えれば、
ウォーキングやランニングなどの有酸素運動だけでは、
加齢にともなう速筋線維の衰えを防ぐことはあまり期待できません。
したがって筋トレをしっかり行うか、
難しい場合は筋肉にある程度強い負荷をかけて運動する必要があります。
例えば階段や坂道を登るなどは、
筋トレが日常的にできない人には効果的だと思います。
とくに高齢者は、
この方法が安全に筋肉を鍛えられると思います。
なので、
ウォーキング、
ランニング、
ジョギング、
水泳、
サイクリングなどの有酸素運動だけを行うのではなく。
筋力トレーニングも併せて有酸素運動を行なった方が、
筋肉の衰えを防ぐ(遅らせる)ことが可能になります。
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藤原豊樹
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