HOME > 藤原トレーナー直伝コラム > 普通の筋力トレーニングとパワートレーニングの違いとは?
2016年05月31日
体の一部や1つの関節のみを使ったトレーニングではなく、
体全体を使った実際の動作に近い機能的な運動に負荷を与えて行うことです。
筋力とは筋肉の力そのものですが、パワーとなれば、そこに瞬間的な要素が加わります。
例えばウエイトトレーニングで重いバーベルを「単に持ち上げる」のであれば筋力だけで事足ります。
しかし「素早く持ち上げる」のであればパワーが重要となります。
スポーツではいくら筋力があっても、瞬時に力を出すことができなければ、優れたアスリートにはなれません。
パワーは瞬発力とも表現されますが、パワーの強化方法は普通の筋力トレーニングとは少し異なります。
簡単に言えば、重い重量をゆっくり持ち上げるより、やや軽めの重量を素早く持ち上げることです。
そして各スポーツ特有の動きに限りなく近い運動種目でトレーニングすべきなのです。
もしジャンプ力をアップしたいなら、普通のスクワットではなく。
ジャンピングスクワットを採用するなど。
しかも実際のスピードを想定して行うことが大切です。
パワーは、スポーツにおいて重要なだけではありません。
座った姿勢から立ち上がるときにも瞬発的な力であるパワーが日常生活においても必要なのです。
ただパワーは筋力あってのもの。
通常の筋トレを行いながら、時折瞬発力を鍛えることも取り入れた方が最も効果的なのです。
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藤原豊樹
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