HOME > 藤原トレーナー直伝コラム > ウエイトトレーニングで鍛えた筋力が活用できてないから、パフォーマンスが上がらない。
2019年12月01日
ウエイトトレーニングで鍛えた筋力は、
あくまで各スポーツ種目の特有の動きを支えるものです。
と言うのがウエイトに限らず、
筋力トレーニング全般に言えることではないでしょうか?
ウエイトトレーニングは、
筋力や筋量を増やすだけでなく、
スポーツパフォーマンス向上のために欠かせません。
それだけでなく、
基礎的な体力が養われることによって、
激しい練習が可能な体になりやすいことです。
すると、
スポーツで最も時間を費やなければならない、
技術練習がたくさんできるようになります。
結果的にパフォーマンス向上につながります。
またウエイトトレーニングで体が強化され、
練習による怪我が防ぐことにつながるのだと言えます。
ただ目先の試合に勝つために、
筋力だけを強化するのは得策ではありません。
技術的に未熟な者同士が競った時では、
圧倒的な体力の差によって結果が出ることはあるでしょう。
しかし、
力だけで結果を出すことばかりでは、
技術や戦術で勝つと言う意識が少なくなることも危惧されます。
ウエイトトレーニングなど、
筋力トレーニングばかり行うのは本末転倒です。
筋力はあくまでも技術を支えるものであって、
筋力はスポーツで効率良く活用できなければならないと思います。
そのためには、
各スポーツ特有の動作を高いレベルで習得する必要があります。
「技術を身につけるには1万時間が必要」と言われるように、
技術の習得には膨大な時間がかかりますから、
初心者から上級者まで誰でも技術習得に時間を割くべきだと思います。
ごくたまにウエイトトレーニングをすると、
パフォーマンスが低下してしまった、体が重くなったことを聞きます。
それは技術練習を行う時間が減ったか、
あるいは養った筋力をうまく活用できないかのどちらかだと思います。
いずれにせよ。
技術練習も筋力トレーニングも、
パフォーマンス向上には大切なものであることは事実です。
うまく両立して取り組みましょう。
ボディコンサルティング
藤原豊樹
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