藤原トレーナー直伝コラム - 王道パーソナルトレーナー藤原豊樹

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スポーツの浮気は善。相互的なパフォーマンスアップの効果が期待できる。

2020年03月08日 [記事URL]

ここでいうスポーツの浮気とは、
特定のスポーツをやりながら、他のスポーツも行うことです。

恋愛の浮気ではありません!

なぜ他のスポーツをすることが善となるのか。

それは、
特定のスポーツとは異なる動きの中に、
特定のスポーツが上達するヒントがあるからです。

1種目のスポーツを一生懸命に取り組むことは素敵なこと。

けれども各スポーツ種目によって、
伸ばしやすいことと、伸ばしにくいことがあります。


例えば野球であれば、
持久力はアップするでしょうか?

と聞かれれば、
アップすると答える人は少ないと思います。

もちろん練習の中で、
しっかりと持久力を養うトレーニングをするのは別です。

野球そのもので持久力を伸ばすことは難しいと思います。

走り込みをする必要があるでしょう。


そこでサッカーをやってみる。

しかもトレーニングとしてではなく遊びとして。

野球よりも走る機会が多いサッカーは、
持久力アップには非常に有効だと思います。

このように、
特定のスポーツ以外とすると、
他の運動能力が養われやすいということです。

しかも、
遊び程度で楽しい。

様々なスポーツがある中、
1種目だけにしか行わなかったら?

野球なら野球に特化した運動能力しか養われないということ。

厳しい言い方かもしれませんが、
運動オンチと同じくらいのことだと私は思っています。


野球を例に出しましたが、
特定スポーツ以外の運動経験は、
様々な体の動かし方が学べます。

だから、
特定スポーツの上達にも良いのです。

別にスポーツでなくても良いのです。

縄跳びでも、
鉄棒でも何でもと。

いろいろな運動を体験することが、
パフォーマンスアップにはとても有効です。



他人の言う効果・効率の高いトレーニングメニューが、自分にも良いとは限らない。

2020年03月08日 [記事URL]

一流のプロ選手は、
色んな練習メニューやトレーニングプログラムなど、
様々な方法をトライ&エラーを繰り返します。

長い期間を要しますが試行錯誤の結果、
最高のトレーニングに辿り着けているのです。

ただ単に一流選手の猿真似だけをしても、
大して結果に結びつかないことはよくあること。


いきなり最初から、
効果や効率を求めようとすることは分かります。

無駄なことはしたくないですもんね。

当たり前です。
間違ってはいません。

正しい行動であると思います。


しかし最初から効果・効率を求めることは、
個人差もあり時間も要するし難しいと言うこと。

トレーニングそのものが良くても、
環境的の問題で現実的には継続が難しい場合もあります。

継続が難しいトレーニングは、
効果が高いとか、効率が良いとは言えないと思います。

だからこそ最初は何でもいいから、
その場でできるトレーニングをやってみる。

やってみることによって、
自分の体の反応が分かる。

正しく約3ヶ月ほど続ければ、
やっているトレーニングの良し悪しに気づく。

改善していくことで、
最高のトレーニングが見つかるのだと強く思います。

トレーニングの相談で、
一番効果のあるトレーニングを教えてください!

って言われることは多々あります。

気持ちは分かります。

このような相談を受けた場合は、
過去のトレーニング経験を伺います。

原因を探って、
私から提案することがあります。

もしトレーニング経験がなかったら、
基本的なトレーニングをおすすめしています。

基本的なトレーニングが、
万人に効果があるからです。



ベンチプレスの伸び悩みは、筋肉が飽きた?ダンベルフライはいかがでしょう?

2020年03月06日 [記事URL]

筋トレもずっと長い期間、
同じトレーニングをして慣れてしまったら。

刺激が刺激でなくなり、
伸び悩む時期が出てくることがあります。

そんなときは、
他の筋トレ種目を試してみてください。


筋肉にも「飽き」があります。

あなたも毎日同じ食べ物を食べらせられたら?

嫌ではないでしょうか?

方法を変えるだけでも、
効果を得られるし気持ちの面でもプラスになると思います。


長い間、続けてきたペンチプレス。
ここんところ、
伸び悩んでいるんですが。。。

と言うお声を聞くことがあります。

そんな時は、
ぜひ他の筋トレ種目を試してください。


それだけで、
伸び悩みが、改善すると思います。


ベンチプレスは、
胸筋を鍛える種目ですが、
他にも方法はありますから。

試しにダンベルフライなどはいかがでしょう?

または背中に重りを背負って、
腕立て伏せをやるのも良いでしょう。

フリーウエイトでなく、
マシンで行ってみるとか、
油圧式とかでやるのもいいでしょうし。

いつもと違う刺激を筋肉に与える。

そうすれば、
伸び悩みも解決すると思います。



高血圧を改善する運動 は、最大酸素摂取量50%程度のウォーキング。

2020年03月04日 [記事URL]

血圧の降圧効果を運動で得たいなら、
強すぎず弱すぎない運動が一番良いです。

それは、
最大酸素摂取量の50%くらいの運動です。

ウォーキングでは、
スタスタと歩けそうなスピードで歩くことです。

1時間やっても大丈夫そうなスピードです。

このようなスピードでのウォーキングを、
1回30分間以上で行うといいでしょう。

毎日行うことが理想ですが、
週3日だけでも効果が期待できます。


2、3ヶ月ほど継続すると、
血圧を下げる薬と同じくらいの効果が、
期待できると言われています。


運動は運動でも、
筋トレは血圧が上がるので、
あまりおすすめできません。



電動自転車の運動効果は低いけど、運動するキッカケとしては効果的。

2020年02月26日 [記事URL]

電動自転車は当然ながら、
電動アシストのおかげで体力的な負担が少ない。

だからこそ、
運動効果としては低い。

ダイエット効果は、
ほとんど期待しない方がいいと思います。

ただ普通の自転車では、
自転車で出掛けることが億劫に思う人であれば、
運動するキッカケを掴む理由としては効果があると思います。

電動アシストがあることで、
運動することへの障壁をなくすことができる。

電動自転車は子育てに奮闘する親の需品となっています。

普通の自転車よりも、
消費カロリーは低いものの、
自転車で出掛けるキッカケにできる。

お買い物にも、
子どもと連れて気軽に行ける。

という点では、
メリットになると思います。



筋トレで最初に短縮性筋活動を行えば、筋肉痛を防げるかもしれない。

2020年02月25日 [記事URL]

筋トレ前に短縮性筋活動を行うことで、
筋トレによる筋肉痛が軽減することが期待できます。

短縮性筋活動とは、
筋肉が力を発揮しながら縮む状態ですね。

腕の「力こぶ」とされる上腕二頭筋は、
肘を曲げることでぷっくらと出ますよね。

そのような状態を言います。

筋トレを行う前に、
この筋肉を縮めるだけの動作を行ってください。

上腕二頭筋であれば、
ダンベルを持って10数回持ち上げるだけの運動。

持ち上げたダンベルを、
持ったまま下さないこと。

このような短縮性筋活動を行うことで、
筋肉痛を少しだけ予防することが期待できます。

よく慣れていない動作や、
通常より高い負荷で運動した場合に筋肉痛が起こりやすいのです。

とされることも多いですが、
伸張性筋活動を行わないようにすることで、
筋肉痛にならないようにすることも可能です。



競技スポーツでは、若い選手を尊敬しないベテラン選手に未来はない。

2020年02月13日 [記事URL]

実のところベテラン選手が若かった頃より、
いまの若い選手の方が技術レベルが上になる場合もあります。

「後生恐るべし」

スポーツでは、
いつの時代も若い選手が活躍します。

若いから運動能力が高い。

確かにそうなのですが、
それだけではありません。

スポーツは、
日々ドンドン進化しています。

若い選手は、
気力も体力もあり、
経験や実績が少ないために過去へのこだわりもない。

したがって、
最先端の戦略やトレーニングを柔軟に取り組みやすい。

将来への可能性が非常に高いということです。

ベテラン選手が、
若い選手のやり方を否定してばかりいては、
その後の成長はほとんど期待できなくなる可能性が大きくなります。


とくに競技スポーツに関しては、
勝つためにドンドン新しいことに、
挑戦していかなければなりません。

ちょっとでも芽が出てきた若い選手がいたら、
練習やトレーニングでやっている方法を聞いた方がいいですね。

今までやってきた方法でいいや。

というのは、
その後の成長は難しくなるということです。

もし指導者として、
そのスポーツに関わるのなら。
尚更、聞いた方がいいです。

例え格下の若い選手だったとしても、
新しいことを取り入れることが未来への希望を膨らませる。

そのため、
価値観を固定しないよう意識した方がいいと思います。

昔であれば、
ウエイトトレーニングは動きが遅くなる?

という理由なのでしょうか?

ウエイトトレーニングをしない選手は結構おられました。

けれど、
今ではゴルフや水泳、
などウエイトトレーニングをしなかったスポーツでも、
積極的に取り入れて行わないと勝負の世界では通用しません。



運動・スポーツを褒めて伸ばそうとすれば、人によってはプレッシャーになる。

2020年02月05日 [記事URL]

運動やスポーツを行う人は、
褒められるためにやっているのではない。

褒められることは嬉しい。

けれど、
褒められたい気持ちはあるにしても。

褒められるために、
運動やスポーツをしている人はいないと思います。

褒められれば、
その期待に応えようとする。

けえど、
褒めてばかりいても、
やっている人にとっては、
ストレスになってしまう場合もあります。

また褒められたい!

という欲求から、
褒められなければ、
ダメってことかもしれないと。

無理して頑張るという辛さが発生し、
プレッシャーに苛まれる人も出てくると思います。

指導者に認めてもらおうとする。
このこと自体は悪いことではありません。

けれど、
褒めて伸ばす。

だけでは、
いけないと思います。

下手をすれば指導者の目線や顔色が、
気になって仕方がないということになりかねません。

自己肯定ができにくくなる場合もあります。

ある意味、
言いなりになるロボット。

褒めてばかりでは、
不安を植えつけていくことにもなりかねない。

そもそも褒められるために、
運動やスポーツを行う人はいないと思います。

好きだから、
興味があるから、
やりたいからしているはず。

認められたり、
褒められることが全てではありません。

悪いところも含めて、
認めて教えていくことも必要だと思います。



試合前の緊張をほぐしたかったら、トイレの水の流れる音を聞け。

2020年01月31日 [記事URL]

一般的な人では用を足す時の爽快感と、
スッキリ感が流す水の音を連想しやすいです。

ちなみにスポーツ心理の専門家に聞けば、
緊張している時はトイレに行きたくなりやすいらしいです。

なので、
リラックスしたい時は、
トイレに行って水を流す音を聞くことをおすすめします。

しかし、
いつでもトイレが行けるとは限りません。

そう言った場合に備えて、
自宅のトイレで水の流れる音を録音する。

そして、
ポータブルプレーヤーか、
スマホに入れて持ち歩いても良いでしょう。

多くの人は、
リラックスしたい時は、深呼吸をすると良い。

と思っているかもしれません。

深呼吸は、
ほとんど効果ないそうです。

むしろ逆効果らしいです。

なぜなら人間、
緊張状態では息を吸おうとする。

焦っている時も息を吸おうとする。

そんな状態では、
新鮮な空気を吸うことが難しくなります。

まず始めに息を吐いて、
それから吸えばリラックスできるでしょう。


試合前に緊張感をほぐしたかったら、
トイレの水の流す音を聞きてみてください。



自主練や自主トレをするなら、期限やペナルティーを設けたほうが成功する。

2020年01月29日 [記事URL]

自主練習(以下、自主練)や、
自主トレーニング(自主トレ)と言うと、
自由にやれる練習・トレーニングだと思えるかもしれません。


けれども、
必ず期限やペナルティーを設けた方がうまくいきます。

なぜなら、
甘えが許されなくなるからです。

自主練や自主トレは、
強制されることもなく、
プレッシャーもほとんどありません。

けれども自主練や自主トレは、
完璧に自己管理ができる人は良いですが、
なかなかそう言う人は多くおられません。

いつまでに、
どのくらいを達成するか。

もし達成できなかったら、
何がデメリットなのかを設定すべきです。


自主トレや自主練は、
自由にやれるかもしれませんが、
ペナルティーがないから甘えたり、
自分の都合に合わないとか言い訳してしまう可能性があります。

自己管理が完璧にできない人はおすすめしません。

そういった人は、
指導者の指導の下で練習やトレーニングを行うべきです。


指導者の下でできない場合は、
期限やペナルティーを設けた方が、
より良い練習やトレーニングになるものと思います。

または仲間と一緒にやることで、
途中で投げ出さずに済むことも大いにあるでしょう。




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