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2011年08月23日
骨密度は、骨量を評価する1つの指標で、骨の面積あるいは体積あたりの骨塩量で表す骨の強度を規定する重要な要因となっています。
骨塩とは、タンパク質(コラーゲン)を主体とする骨基質に沈着するハイドロキシアパタイト(リン酸カルシウムを主体とする)を主成分とする無機成分であり、骨塩量は骨中に含まれる骨ミネラル量を示します。
骨量は年齢とともに変化します。
すなわち、骨格の発達に従い骨量は増加し、骨成長が停止した後、骨は質的に充実し20歳前後に最大骨(Peak bone mass)を獲得します。
なお、男性は女性に比べ骨格が大きくなり骨量も高値を示します。
その後、骨量は男女ともに40歳頃まで維持され、それ以降加齢とともに減少します。
特に女性においては閉経前後に急速に骨量が減少します。
骨量には、遺伝因子、体格、ホルモンバランス、栄養状態、身体活動などか影響しています。
骨粗鬆症では骨基質と骨塩の両者が減少し低骨密度(低骨量)となり、骨折を引き起こすことも少なくありません。
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