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2011年08月23日
随意最大努力で筋力を発揮する場合には、脳から筋への神経刺激の程度により筋力が変動します。
一般に、随意最大努力下においても、意図する筋のすべての筋線維を収縮させることができないようことが明らかにされています。
つまり、随意最大努力では筋の所有する潜在能力のすべてを発揮できません。
随意最大努力で発揮できる筋力のことを心理的限界と呼びます。
この場合、収縮に参加させることができる筋線維の割合は、大脳の興奮水準により左右されることから、随意最大努力により発揮される筋力は心理的限界により変動するといわれています。
「シャウト(叫び声をあげる)」や「気合い」により最大筋力の向上が生じますが、この現象は心理的限界が高まることにより、筋への神経刺激が増し、活動する筋線維が増加するためであるといわれています。
電気刺激などによりすべての筋線維を収縮することができれば、筋が所有する能力の100%を測定することができます。
これを「生理的限界」と呼びます。
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