2011年08月23日
筋が継続的な収縮活動を続けると、筋力が次第に低下し、収縮/弛緩速度も低下してしまいます。これを筋疲労(muscle fatigue)と言います。
筋疲労は、エネルギーが枯渇する以前に起こり、生命を維持するための防衛機能としての一面を持ちます。
筋疲労のメカニズムについては解明されていない点も多いですが、現時点では、筋収縮の直接のエネ ルギー源となるATPの供給が不足することだとされています。
さらにリン酸、ADP、乳酸(水素イオン)などの代謝副産物の蓄積、脱水などによる内部環境の失調、主要なATP供給源である筋グリコーゲンの枯渇などが主な原因と考えられています。
他にも、神経情報の伝達機能が低下することも筋疲労の要因となるとされており、また最近では脳における疲労が筋疲労に直接関与する可能性も考えられています。
筋疲労には、栄養補給によりエネルギー源の蓄積量を増やすことや、軽い運動や入浴などで血液の循環を良くして代謝副産物の除去を早めることなどが効果的であるとされています。
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