HOME > トレーニング用語集 > 神経系の興奮水準【excitation level of nerves】
2011年08月24日
筋力が筋横断面積と比例し、両者の関係にはバラつきがあり、筋横断面積当たりの筋力(固有筋力)の値は変動します。
これは、人間が随意的に発揮する最大筋力(随意最大筋力)が、大脳皮質運動野の興奮レベルの影響を受けるためであり、これを神経系の興奮水準と呼びます。
骨格筋の生理的な最大能力までの筋力発揮を制限する機構の存在が示唆されており、大きな筋力発揮による筋損傷を防ぐことに関係していると考えられています。
いわゆる火事場の馬鹿力は、緊迫した状況において神経系の興奮水準が一時的に高まる現象として説明される。
ウエイトリフターなど、爆発的な筋力発揮を日常的に行っているスポーツ選手は、関節運動中の神経系の興奮水準が高いことが報告されています。
レジスタンストレーニング初期の筋力の増加は筋横断面積の増加よりも大きいが、これは神経系の興奮水準が高まることが原因の1つであり、神経系の適応と呼ばれます。
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