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2011年08月26日
テーピングとは「のり」のついたテープによる固定 (adhesive tape bandage)のことです。
従来から整形外科領域で用いられていた絆創膏固定法と基本原理は同じです。
しかし絆創膏固定法が患部の安静固定に用いられるのに対して、
テーピングでは運動中の外傷予防、あるいは再発予防に用いられています。
歴史的には1880年代米国において、
行軍中の兵士の骨折・捻挫に使われた報告が最初とされています。
スポーツの分野では1920年代にアメリカンフットボールに導入されたのが始まりで、
主にコンタクトスポーツに普及しつつ、1970年代になり日本で紹介されました。
1980年代では国産品も生産され、
現在では一般のスポーツ愛好家の間にも広まってきています。
伸縮性テープ(エラスティックテープ)と非伸縮性テープ(コットンテープ、ホワイトテープ;テープ幅が0.5、1.0、1.5、2.0インチの4種類)を主に足関節や手指など動きの少ない筋肉の少ない関節に用いて動きを任意に制限し、関節の安定性を高めます。
テーピングをするときの基本形は以下の通りです。
テーピングを行う部位の上下、左右に貼るテープのことで、サポートがずれないようにする役目がある。
関節、靭帯、腱、筋肉を支持(固定、圧迫)する目的で貼る。
その形によって独特の名称がつけられている。
Xサポート、フィギュアエイト、スターアップ、ホースシュー、ヒールロックなどが代表的なものである。
アンカーから始まったサポートテープを最後に剥がれないようにする目的で貼る。
アンカーから3分の1ほど外にずらすとより効果的である。
テーピングの適用時間は競技30分前に、
正しい解剖学的知識のもとでトレーナーにより行われた後、
競技終了後30分以内に外すようにされています。
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