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2011年08月26日
靴の中敷(足底板)のことです。
扁平足障害、外反母趾、外腫骨障害、足趾疲労骨折の治療あるいは、
膝関節障害の予防などを目的に使用されています。
内外側の縦アーチ、 横アーチ、中足骨部パット(メタタルザルパット)、踵骨部パット(ヒールパット)などを用いて治療を行います。
インソールには、DSI(dynamic shoe insole)、FOI(functional orthotic insole)などといったものがあり、full insoleで用いる場合と部分的に補強する場合があります。
ランナーは障害予防に役立つ履き心地のよいランニングシューズを求めます。
すべてのランニングシューズがインソールを備えており、
快適性(緩衝)と適合性を加える素材を組み合わせて作られています。
しかし、ランニングシューズは個別に作られるわけではありませんので(カスタムメイドではない)、常に少し妥協を強いられることになります。
ランナーの足は一人一人独特で、左右対称ですらないので、
ランニングシューズの適合性や機能をよくするために調整が必要になります。
インソール本来の価値はシューズの適合性と機能をカスタマイズするです。
適合を助けるだけでなく、最近のインソールはバイオメカニクス不良を補正することにも役立ちます。
回内因子を補正したり、ハイアーチによる足底腱膜炎を防止させたりするために作成されることもあります。
しかしこれらはうまく機能を発揮しても、必ずしもランナーの役に立つとは限りません。
多くのランナーは、トレーニングで増幅される重大なバイオメカニクス間題を持っていないので、インソールなしでも問題はありません。
生涯にわたって長い距離を走り、大量のトレーニングを行い、
慢性障害を持つランナーでは、インソールは不可欠です。
店頭で購入可能なインソールで楽にならないランナーにとっては、
カスタムメイドのオルソシスを手に入れるために専門家と相談が必要になります。
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