HOME > トレーニング用語集 > 等尺性収縮【isometric contraction】
2011年08月26日
筋収縮様式の1つで、骨格筋の長さが一定に保たれた状態で筋張力を発揮すること。
筋の発揮する張力と筋外部の抵抗が拮抗状態にあるため、筋の長さが一定となります。
このとき、骨格筋の内部においては筋節(サルコメア)の長さが一定に保たれた状態でアクチン線維とミオシン線維の間でクロスブリッジが結合・解離を繰り返しています。
人間の身体運動においては、握力計を握ったとき、荷物を持ち上げたままでいるとき、腕相撲で相手と拮抗して動かないときなどに、主働筋が等尺性収縮を行っているとされます。
ただし、関節の位置が固定されていても、筋腱相互作用によって筋線維が短縮するため、発揮する力が変化した場合、厳密にいえば筋線維は等尺性収縮を保っているとは限りません。
厳密な等尺性収縮を実現するためには、筋線維の長さを一定に保つ必要があります。
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