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2011年11月20日
クーリングダウンとは、運動・スポーツ終了後に、心身の疲労からの早期回復と、障害因子を残存させないことを目的として行う整理運動です。
トレーニングまたは試合終了直後に、蓄積された乳酸を筋および血液からすみやかに除去する目的で行なう運動過程です。
クールダウン(cool down)、あるいはウォームダウンとも呼ばれて同義語です。
クーリングダウン(cooling down)はウォーミングアップに比べて軽視されがちです。
しかし、運動によって生じた身体的・ 精神的疲労からの速やかな回復だけでなく、スポーツ傷害の予防や心身のコンディション調整の観点からも積極的に行う必要があります。
主な内容としては筋肉への血液循環を促す軽いランニング、重力負荷から解放される水泳、ストレッチングといった能動的なものが一般的です。
またアイシング(冷水浴)、マッサージなどの受動的なものを併用することも多いです。
これらを効果的に組み合わせることによって、高強度のトレーニング後に起こる心身の緊張の汎化を防ぎ、酸素負債の償却も促進されます。
とくに激しい運動でこそ乳酸が溜まりやすく、クーリングダウンによって筋肉中の乳酸の除去が早まるなど、疲労の回復に有効とされています。
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