トレーニング用語集 - 王道パーソナルトレーナー藤原豊樹

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運動・トレーニング後のアイシング効果

2011年04月25日 [記事URL]

アイシングは対象とする部位を冷やすことによって、血管や組織の収縮を促し、多量に流入する血液・組織液の流入を防ぎ、痛みや筋痙攣の軽減、代謝の減少、炎症の抑える処置です。

怪我発生やトレーニングが進むと、運動後に惹起される浮腫による筋肉痛や関節痛が問題となります。

浮腫が生じると周辺の知覚神経が圧迫され痛みが惹起されます。

したがって、アイシングは、血液・組織液の流入を阻止し、知覚神経の働きを抑制し、その部位を鈍感にして痛みを一時的に軽減する処理です。

またトレーニングや試合を終えた後に、冷水浴によるアイシングを行うことで、心身の緊張の汎化を防ぎ、酸素負債の償却も促進することも可能です。

方法としては、ビニールや氷嚢に氷を入れて患部を冷やしたり、バケツに氷水を入れて患部を冷やすなどと様々です。



体力の低下は、アミノ酸が少ないことも要因の1つ。

2011年04月25日 [記事URL]

アミノ酸とは、
タンパク質を構成する有機化合物の総称です。

アミノ酸は、
植物や動物の肉などのタンパク質を摂取し、
消化によって分解されたあとアミノ酸になります。

そして、
腸から吸収し体つくる材料となるタンパク質に再合成されていくのです。


筋肉や血液、骨をつくるのはもちろんのこと。
ホルモンや酵素もつくりますので、パワーの源とも言えます。

激しい運動をすることによって、
カラダの組織はアミノ酸の消耗は増します。

タンパク質の摂取が不十分な場合、
体力が全体的に低下してしまうことになります。

また貧血の原因にもなります。

したがってアスリートは、
普段からしっかりと良質なタンパク質をとる必要があるのです。

良質なタンパク質とは、
必須アミノ酸がバランスよく含まれているかどうかによります。

これを数値化したものが、
栄養価を表すアミノ酸スコア(あるいはプロテインスコア)です。

ただし、
スコアが低いから食品として劣っている、
食べる必要がないというわけではありません。

アミノ酸スコアの高い食品と一緒に食べることで補足効果が期待できますし、
色々な食品を摂取することによって全体の栄養バランスを整えることができます。

アミノ酸の中でも、
バリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、トリプトファン、メチオニン、フェニルアラニン、リジンの8種類は、
人の体内で合成することができないため、必須アミノ酸と呼ばれています(幼児はアルギニンを加えた9種類)。


また近年、バリン・ロイシン・イソロイシンを分岐鎖アミノ酸(BCAA)が、
成長ホルモンの分泌を促し筋肉づくりを効率よくするとか、
筋タンパク質の消耗を防ぐとかの知見があり、サプリメント(補助食品)として市販されています。




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